AE TABI BLOG✈️

カナダで正規学生として大学に通ってる女子👩🏻 #カナダ留学 や #海外旅行 について定番ネタから、ありそうでなかったネタまで、私の経験をもとにシェアしています!

国際ボランティア一年目、良い経験を得るのは自分次第?!

はろーみなさんこんにちは、aetabiです!

今日からちゃんとボランティアについて書きます。笑 私は二度ホンジュラスへ訪れたのですが、今回は1度目の経験 (二年前) についてまとめていきたいと思います。今回は

  1. ボランティアの身体的な大変さ
  2. 現地の人との関わり方について

についてまとめたいと思っています〜〜

 

  1. ボランティアの身体的な大変さ

私は1年目waterに所属していたので (前回の記事で他のチームの事など記載してます)、実際に水が通っていない地域に出向き、穴を掘ってパイプを敷くという作業をボランティア団体が雇っている現地の専門家と村人の協力のもと活動させてもらいました。私は地質の勉強とかはしたことがないので、その辺りの知識は皆無ですが、乾燥した土に、ごみ捨て場もないのでゴミが散乱した地面。

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作業の様子

そんなところを横幅約30センチ、長さは数十メートルも掘るのは本当に重労働です。日本は上水道は飲めるレベルで綺麗だし、上水道や下水道のパイプが当たり前のように通っています。小学校の時に当たり前のように上水道社会見学に行ったもの、こういう活動を実際経験するとなにも当たり前なことなんてないんだ。って実感させられますよね。

 

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村の子供達も手伝ってくれました!

私がボランティアに行った時期は二月で、ホンジュラスは年間を通して暑いのですが、特に私達はカナダから飛んで活動したので尚更体調管理が大変でした。カナダって寒いイメージありますよね?はい、かなり寒いです笑 二年前の気温は忘れたのですが、例えば今年の二月だとカナダは毎週スノーストームが来て学校が週数回キャンセルって事もざらにあったんで、当時気温は-20度程度でした。それに比べ、ホンジュラスが約30度だったので約50度の差。。人間ここまで気温差があると大学生とはいえ熱中症に本当に簡単にかかってしまい、たくさんの生徒が体調崩していました。

 

この活動をして思ったのが、国際協力の分野で将来やっていきたいと思っても、この重労働はきつすぎる。もちろん、カナダから早々、活動を始めて、休む間もなくの作業という条件下ではあったけれども、これが若い私でも大変やのに、これを何十年も続けられないっていう印象を受けました。もちろん支援にはいろんなアプローチがあるし、水支援はあくまでも一つの方法でしかないけれど、現場で働くとはどういう事かと考えた時に、実際に目の前で水のシステムを作っているので目に見えて貢献できているっていうのは素晴らしいです。けれども、自分の体力のキャパシティーを考えた時に自分にはこれはボランティアの活動で精一杯だと気付かされました。

 

        2.現地の人との関わり方について

 

まず私の大学では実際に発展途上国に実際に出向き活動をするというボランティアサークルがGlobal Brigades唯一だったので、いわゆる "意識高い系ピーポーの集団" っていうサークルメンバーに対して印象があって、どこか親しくなりにくかったです。大学生とはいえ、大学のある地域のカナダ人はあまり海外に出たことがない人もたくさんいて、普段からも私たち留学生とあまり触れ合う機会がない人がほとんどだったので、この人たちが実際に海外に実際に行って、言語も文化も違うのに大丈夫?っていう印象を持ちました。

 

実際に行ってみると案の定たくさんの生徒がカナダ人同士でつるんでいて、現地の人に話しかけるのも英語ができる人たちばかり。その当時私は5ヶ月ほどスペイン語を大学で履修してたので、英語で言う中一レベル程度の会話力で、私はこれが好き。これがしたい。そんな最低限の自己表現そするので精一杯でした。それでも、カナダ人の輪の中から抜けて (当時私のwater のチームは私だけが留学生+日本人で他は皆カナダ人です)、一人で現地スタッフのスペイン語が飛び交う中に混ぜてもらい、何を言っているかは全くわからなかったけど、彼らが私に興味を持ってくれて英語とスペイン語で会話をするっというのは自分にとって大きな自信に繋がったと思います。だからボランティアで短期間とはいえ、現地の人と触れ合う機会を自ら作る必要があると思います。

 

このサークル自体はスペイン語を話せなくても参加できる仕組みになっています。なぜなら、現地には英語を話せるコーディネーターと通訳者がいるから。前回の記事にも書きましたが、アメリカ人が中心となって立ち上げた団体なので、英語はこの団体にとって必須言語です。 (もちろん現地スタッフは全員英語が話せるわけではありません) すでに言ったように、海外経験があまりない人も参加するので、なかなか外国人との接し方がわからず、一週間という期間では現地人に歩み寄れず、帰国するいう生徒もたくさんいました。

 

結果として、私は段々と現地の人たちと過ごす時間も長くなったし、少しですがスペイン語も上達したし、なにより、嬉しかったのが最後に子供達が私にだけ手紙をくれた事。

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もらった手紙達


1週間でも、違う言語喋ってても、違う顔してても、違う文化を持っていても、最終、人間ってこんなに簡単につながれるんだなと感じました。

 

私がこの経験で得たかったもの

国際協力ボランティアって響きも良いし、就活や海外だとレジュメ (日本でいう履歴書)にはすごく効果的な経験です。だけれども、現実的に考えた時にこの一週間でホンジュラス人に対して何ができた?何を得た? 確かに物質的には、水道システムを作り、彼らは今までよりもずっと簡単に水を手に入れることができます。村人自体も何割か自己負担しているので、彼ら自身も水道システムは無料で支給されたものではなく、自分たちが所有している。という感覚になるそうです。それでもやっぱり私は、この短期間で一番得たものは思い出だと思います。人との繋がりを通してできた思い出は、自分が覚えている限り消えないし、ボランティアで参加する側、支援を受ける側両方が人間として関わるので、お互いにとってポジティブな経験として残るからです。

 

今回は少し私が経験した上でのボランティア活動に対しての率直な感想について取り上げてみました。正直この1年目の経験の後、私はすごくホンジュラスは好きだけど、なんか思ってた経験と違ったという印象を与えられたので、またこのボランティアに参加するか凄く悩みました。結局、一年休憩して、今年の2月にまたホンジュラスでボランティア活動をしてきました。次回の記事ではなぜ私がまた再び帰ることになったのか?2度目の経験は1度目の経験と比べてどのような心境の変化があったのかについて書きたいと思います。

 

いつも読んでくれてありがとうございます!

ではaetabiでした!